【Day10】天城山 初めての日本百名山!
登山日:2023年3月7日
私にとっての日本百名山1座目、天城山です。ホントはすでに筑波山に登っているので2座目なのですが、「日本百名山」という言葉を知ってから最初に登ったのがこの山だったので、私にとって「初めて登った百名山」といえば天城山がまず思い浮かぶのです。
「百名山に登るからにはしっかり準備しなくては!」と張り切りました。それまではローカットのトレッキングシューズで歩いていましたが、ちゃんとした登山靴を買おう!と決め、初めて登山専門店に行き、店員さんに教えてもらいながら本格的な登山靴を購入しました。(初めて行ったお店が石井スポーツ 登山本店です。)
特に筑波山を歩いたとき、急坂を歩く際に足首をひねりそうになることが何度かあり、登山靴の必要性を感じていました。「百名山」という言葉にも背中を押され、天城山に向けて準備することにしました。
店員さんには、自分の経験やどのような山に登りたいかを伝え、足の形を測ってもらい、3足ほどおススメの靴を出してもらいました。登山用の靴下を履かせてもらい、その場で何度も試し履きして、山の斜面を似せた台の上も歩いて決めました。
天城山の情報
天城山(あまぎさん)は、静岡県、伊豆半島の中央部に位置し、万三郎岳(伊豆半島最高峰、標高1405.3m)、万二郎岳(標高1299m)などの山々から構成されています(天城山という山はないのだそう)。雨が多く、年間降水量が4,000mmを超えることもあるそうで、気象庁の観測地点としては国内第3位の降水量!を誇るということです。また、伊豆半島は温暖な地域ですが、冬には雪も降ります。
今回登った天城高原ゴルフ場からのルートはグレーディング”2B”です(参照:静岡県の山のグレーディング)。高尾山や奥武蔵の低山を歩いてきた私にとって、名実ともにステップアップするための登山だった気がします。
駐車場
天城高原ゴルフ場にハイカー用駐車場(無料)があります(参照:天城東急リゾート【公式】)。この駐車場には、トイレや靴の洗い場もあります。
トイレ
ハイカー用駐車場にトイレがありますが、冬季は閉鎖になるようです。登山ルートには、トイレはありません。
登山バッジ
ゴルフコースのクラブハウス、ホテルハーヴェスト天城高原の売店で購入できます。バッジは4種類販売されていました。(参照:天城東急リゾート【公式】)
ルート
天城縦走登山口→万二郎岳→万三郎岳→天城縦走登山口の順に歩くコースです。山のグレーディングでは、体力度2、難易度Bです。私が歩いた日は雪が残り、滑りやすいところもありましたが、危険に感じる箇所もなく、歩きやすいコースだと思います。
山行記録
天城山に登ったのは登山を初めて4、5ヶ月が経過した頃です。まだブログを書くつもりもなく、写真も最低限気がついた時に撮るだけという感じでした。そのため、山行記録もあっさり終わってしまいますが、記憶に残っている範囲で記します。
東京からは予想以上に時間がかかり、駐車場に11時過ぎに到着、平日ということもあり駐車場は空いていました。今回歩くルートは、「天城シャクナゲコース」と名付けられておりとても人気のコースです。(参照:伊豆市観光情報サイト)スタート時間が少し遅くなったため、ちょっと不安も感じましたが、コースタイムから逆算して明るいうちに下山できると判断し、また、駐車場にこれから登られる方もおられたことから、登ることにしました。
登山口から20分程度歩くと四辻分岐点に着きます。ここから時計回りに万二郎岳に向けて歩きます。50分ほどで万二郎岳に到着、この日は曇っていて眺望はまったくでしたが、天気が良ければ富士山が見えるそうです。ここからしばらく歩くと馬の背、アセビのトンネルです。さらに先に行くとシャクナゲの群生地です。花の時期には相当混雑するようですが、この時期にまた来たい、と思いながら万三郎岳へ。まだ雪が残っていて、途中霧に包まれる瞬間もありました。何組かのグループとすれ違いながら1時間ほどで万三郎岳山頂に到着!
万三郎岳から登山口までの帰り道のことは全く覚えていないのですが、苔むした岩々が日本庭園のようでとても綺麗だったことが強く印象に残っています。また、登山口に帰り着いたとき、「おつかれさまでした」という標識に迎えられたのがうれしかったことも覚えています。
万三郎岳から八丁池を経て天城峠まで歩けるコースもあります。駐車場からは17km近い距離なので日帰りで往復は難しいですが、次はこのコースを歩きたい。
ホテルハーヴェスト天城高原で桜の開花情報があったので写真を載せておきます。桜と組み合わせた山行もいいですね。
最後に、天城連山にはたくさんのハイキングコースがあるので、伊豆市観光協会のホームページをぜひご参照ください。(おわり)